SPYでこの10年良い思いをしてきました。
人の自慢話はつまらないものです。
いつの時代も人の不幸は蜜の味です。
その自慢話ではなはだ恐縮なのですが、 僕のつたない投資歴の中で驚くほど好成績をあげている海外ETFのことを書いておきます。
10年ほど前に世界の株式時価総額に分散投資できる海外ETFを買い、現在は2つをホールドしています。
今日は残りの1つSPYに触れておきます。
このあたりは、本や雑誌、秀逸な米国株ブロガーの方がたくさん紹介してらっしゃるので、僕自身の覚書みたいなレベルでご容赦ください。
SPDR S&P500 ETF(SPY)は、米国市場に広く分散投資できるETFです。
これを買っておけば、あとは米国の成長を信じて放っておくだけの商品です。
上場市場はNYSE Arca、純資産総額は日本円で27兆円を超え、S&P社が選定した500銘柄のインデックス(指数)に連動しています。
米国を代表する選りすぐり500社に配分されており、保有銘柄はアップル、マイクロソフト、アマゾン、フェイスブックといった企業が並びます。
経費率も0.09%とコスト面も申し分ありません。
基準価格はUSD 266.58(2018.4.20)と日本円で3万円あれば米国そのものへの投資が可能になります。
これまで米国市場の時価総額は、世界を圧倒してきました。
この5年のパフォーマンスをみても、日本ではなく米国市場へ徹底的に資金投下された方は、極めて投資効率が良く、この好成績から離れられないのではないでしょうか。
しかし、今後のことは誰にもわからないですし、絶対はありません。
市場は決して米国だけではありません。
米国がこけると世界も総崩れすることも否めませんが、僕自身は次に来る投資機会には、米国一辺倒ではなく、欧州や新興国を含めた分散投資を選びたいと思います。
次に来る投資機会が来るのか来ないのかもわかりませんが、たまに株価をながめながらその時が来るのをじっと待つのみです。
リーマンショック冷めやらぬ頃、証券会社の窓口におもむき、恐る恐る「これください」と買った海外ETFを末永く保持できることを今は願うばかりです。