のうてんきで行こう! しんしんのブログ

残せるものがあるなら、このブログに書き記しておきたいと思います。気まぐれな記事ですがよろしくお願いします。

小説や歌の歌詞をEvernoteに。

宮本輝さんご存知ですよね。
2つとも読んだことないんですけど、それはそれはもうたくさんの名作がありますからね。
特に「草原の椅子」「流転の海」の2作はおススメです。
 
僕は本を読んだあとや、好きな音楽の歌詞などをEvernoteに書き残しています。
 
気持ちの整理が必要なとき、何かを決断しなければならないとき、ツラいとき、不安や迷いがあるときなど、そういえばあの本や歌でこんなこと言ってたよなあと読み返します。
言葉には力があります。もちろん音楽にも。言葉は時として自分を助けてくれます。
自分を救うのは自分の中にある言葉しかありません。
 
言葉といってもなんじゃらかんじゃらと唱えれば救われるというあのお告げの類いではありません。
その種の言葉はあるのかもしれませんが、多くのひとは幻想だと知っています。
そんな時間があったら、小説をはじめいろいろな本を読み、心の財産をうんと増やしていきましょう。
 
 
今日は「流転の海」シリーズで気に入っている主人公熊吾の言葉をしるしておきます。息子に対して幾度となく口にする言葉です。
読んでない方はなんだかわからないと思いますがご容赦ください。
 
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約束は守らにゃいけん
丁寧な言葉を正しく喋らにゃいけん
弱いものをいじめちゃいけん
自尊心よりも大切なものを持って生きにゃいけん
なにがどうなろうと、たいしたことはあらせん
人生に理不尽さと苦労はつきものだ
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といった感じでメモしたまんまをしるしてみました。
たまに読み返すと勇気が湧いてくる言葉です。