のうてんきで行こう! しんしんのブログ

残せるものがあるなら、このブログに書き記しておきたいと思います。気まぐれな記事ですがよろしくお願いします。

お酒のことを少し。

昨年7月から大手GMスーパーの酒売り場でお世話になっていることを書きました。

アルバイトとはいえ新しい職場です。なにはさておき人間関係から慣れなければいけませんし、会社の決まりや実務オペレーションに商品知識、接客応対まで半年間目まぐるしく毎日が過ぎていきました。

人間関係については以前にも書きましたが、目立ち過ぎず控えめに徹しています。頭を低くして過ごしていれば時間が解決してくれます。一日一日慣れていくしかありませんから。

それでも馬が合わないひともいるものですが、そこは大人の対応です。

 

今楽しくて仕方ないのが商品を知ることです。お酒は知的好奇心を高めてくれます。これまで散々お酒を飲んできたのにお酒についてなにも知りませんでした。「とりあえず生ね」とか「生レモンハイちょうだい、ほら自分で絞るやつ」とか言ってジャブジャブ飲んでただけです、これまでの人生は。

 

今日はお酒のウンチクを少しだけ。お酒を扱う仕事をしている方は当たり前のことですが、ああそういうことだったのかと気づいた点を紹介します。

 

お酒は①醸造酒、②蒸留酒、③混成酒の3種類に分類されます。

醸造酒は穀物や果実を原料に酵母を発酵させたお酒です。米なら日本酒、ぶどうならワインに、大麦ならビールです。

 

蒸留酒醸造酒に熱を加え、先 蒸発したアルコールを冷やして作ったお酒です。雑に言うとホップなしのビールを蒸留したのがウィスキーですし、白ワインを蒸留すればブランデー、日本酒ならコメ焼酎といったところです。

蒸留酒はスピリッツともいい、ウォッカ、ジン、ラム、テキーラなどが有名ですね。

 

③混成酒は"醸造酒"や"蒸留酒"に果実やハーブ、甘味を混ぜたりして作ったお酒です。梅酒やみりんなども混成酒です。特に"蒸留酒"で作った混成酒はリキュールとよばれたくさんの商品が売られています。新ジャンルや缶チューハイなどもリキュールになります。よくあるのが発泡酒に麦由来のスピリッツを混ぜてビールぽくしてあるものです。

 

と、これだけでも少し分かった気になります。さらにそれぞれの実際の作り方を知っていくとそれは奥が深いです。クラフトビールやワインの本を少し読んでいますが、興味深いことばかりです。

 

この歳になって新たに知りたいことがある、学びたいことがあるのがうれしいです。

気に入ったワイナリーやブルワリーへいつか足を運ぶことも楽しみにしています。売り場の商品を眺めながらそんなことを思い描いています。