となりの億万長者は資産形成の王道
となりの億万長者(トマス・J・スタンリー)という本は、資産形成に興味をお持ちの方はよくご存知かと思います。
ブログなどでもご紹介されてる方が多い本です。
遅ればせながら、僕も昨年読んでみたのでポイントを紹介したいと思います。
この本は"資産"と"負債"と"資本"、"収益"と"費用"、この違いをよく理解しているとよりしっくりくると思います。
簿記を知ってる方ならあたり前の話ですね。
簿記3級ぐらいの知識は、どんな仕事に就いても役立つはずですので、簡単なノウハウ本でも構いません、どこかのタイミングでぜひ抑えておくといいでしょう。
さて、となりの億万長者で言ってることですが、
"資産"を築いている人というのは、所得が多い人ではなく、自制心をもって"費用"をコントロールしている人だということです。
決して、"収益"が多い人が億万長者になっているわけではないということです。
以下、この本のポイントです。
億万長者は、ありふれた職業と家庭を持つ「普通の人々」である。
アメリカの億万長者の大半は、高級住宅街に住んでいない。そして、新車ではなく中古の自動車を乗りつぶすまで使う。
資産家のライフスタイルは、金が貯まるようにできている。資産を築く7つのポイント。
1.彼らは、収入よりはるかに低い支出で生活する。
2.彼らは、資産形成のために、時間、エネルギー、金を効率よく分配している。
3.彼らは、お金の心配をしないですむことのほうが、世間体を取り繕うよりもずっと大切だと考える。
4.彼らは、社会人となった後、親からの経済的援助を受けていない。
5.彼らの子どもたちは、経済的に自立している。
6.彼らは、ビジネス・チャンスをつかむのが上手だ。
7.彼らは、ぴったりの職業を選んでいる。
資産を築くには自分をコントロールする精神力(自制心)、犠牲をいとわぬ態度、そして勤勉さが必要である。
金持ちを定義すると、ものを持って見せびらかすよりも、将来値上がりしそうな資産を所有することを選ぶタイプである。
倹約、倹約、倹約、守りを重視せよ。
資産形成の第一歩は守りにある。
お金持ちというのはビバリーヒルズの邸宅に住む人ではなく、私たちのとなりにいる守りのしっかりした人たちである。
といったところです。
身もふたもないですが、お金持ちになるには、倹約が近道ということです。
小さい頃からなにかと無駄遣いしないようにお金を大切にしなさいと言う親の言葉は正しいということですね。