分配金を大切に
2018.4.18の記事で海外ETFのひとつ、TOK→iシェアーズMSCIコクサイETFを大切にホールドし続けていることを書きました。
自称長期投資家としてはこのETFを孫の代まで残したいと考えており、分配金だけを楽しみにしている金融商品です。
分配金は僅かとはいえ不労所得の典型です。自分が働いて稼いだわけではなく、金融商品からこぼれ落ちてくる恩恵です。
そこになんのスキルも人柄も関係ありませんし、鶏が卵を産んでくれるのを待つようなものです。
TOKは6月末と12月末の2回にわたって分配金がはきだされます。
今年度1回目の分配実績は次のようなものでした。
分配金の数量単価は、一口あたりUSD 0.958065 でした。
仮に100口保持していたとすると...
TOK株価(100口) USD 6,428
分配金→USD 95.81(1.49%)
外国税→USD 9.58
国内税→USD 17.51
手残り→USD 68.72 (1.07%)
外国税額控除の還付を受けないとすれば、年間約2%の手元キャッシュが残ることになります。
この手残りは再投資されませんので外貨として月日とともに積み上がっていきます。
僕の場合は次の投資機会まで温めておくのを好みますが、じれったい方はMSCIコクサイに連動した投信をチョイスするといいのではないでしょうか。
ご参考までに並べて見ましたが、TOKの分配利回りは決して良好とはいえません。
それでも繰り返しになりますが不労所得です。
あらためて市場の恩恵に感謝しています。
もちろんいつか手痛い仕打ちを受けるかもしれませんが、そんな日が来ないことを願って。