株式投資のタイミングについて。
トランプ大統領就任以降の米国市場は最高値を更新し続けてきましたが2018年をまたいでからは激しい値動きが続いています。
S&P500に連動するSPYのチャートも300US$を超えていきそうな時期もありましたが270US$まで下落です。
金利上昇、貿易戦争、新興国といったネガティブなキーワードを目にすることも多くなってきました。
「いやあ株で大損しちゃってさあ」では済まない我々のような耐性の低い庶民にとっては難しい環境です。
こういう時こそ愚直にドルコストで分散して買い付けていけば良いはずですが、実は2018年がチャートの山でここから幾年にも渡って株式市場の低迷期を迎えたなんてことになったら目も当てられません。
ドルコスト平均法はひとつの成功法則ではありますが、絶対はないということです。
資本主義経済は自己増殖し長期的には市場は拡大してはいくはずですが、個人レベルではその"長期"の時間軸も考えておく必要があるのではないでしょうか。
仕事や年齢、家族構成など属性によっては株式市場への投資を当面控えることやあえて手を引くという選択肢も必要だと思います。
何度も言いますが、"投資しなくても損するわけではない"ということです。
富は差異から生まれます。
高いときに買って下落を待つ裁定もありますが、素人である我々ができるのは下落タイミングを待って買うことだけです。
じゃあいつそのタイミングがくるのかは全くわかりませんが、"一生来なくてもいいや"ぐらいの気持ちで付き合っていくのがモアベターなのではないでしょうか。
増やすのではなく減らさないことを最優先に過ごす時期だと思います。
そんな相場が続く今日この頃です。