BNDで手堅く分配金を得ることにしました。
先日の記事(2019.3.23)で海外ETFのひとつであるTOKを売却することを書きました。
2009年以降メインのポートフォリオをSPY、TOKの2つに絞り保持してきましたが、これでSPYを残すだけとなります。
この3月で会社を離れることもあり所得税と来年の地方税が減ることも予想されるため(といってもたいして払ってませんが)、このタイミングでのTOKの利益確定となりました。
そしてこの一部を原資としてBNDをオーダーしています。
資金をそのままUSD MMFで運用していくことも考えましたが、米国の金利政策が落ち着いたこともあり債券ETFで分配金を狙うのも悪くないであろうとの判断です。
バンガード・米国トータル債券市場ETF(BND)はバークレイズ米国総合浮動調整インデックス(指数)に連動しています。
米国の投資適格債券市場全体に分散投資可能なETFで、安定した分配金を受け取れるのが特徴です。
純資産総額は40兆円を超え、政府系債券を中心に8000を超える債券銘柄に分散投資されています。
経費率も0.05%とコスト面も申し分なしです。
約定単価はUSD 80.17(2019.3.19)でした。
このETFを選んだ理由としては基準価格が比較的安定しており、変動幅が少ないということです。
50歳を超える初老ですからそれほどリスクも取れません。下落幅がある程度想定できるのは精神衛生上助かります。
現在は割高感のある米国株式市場に手が出しづらい時期でもあります。
株式市場に投資し含み益が増えていくのも妙味のひとつですが、今は待つことを優先しました。
いつか来たるべき時が来たら、また米国や全世界の株式市場に連動したETFに資金をシフトする予定です。
来たるその時までこの債券ETFを大事に保持していこうと思います。
来たるその時まで。