お金のことについて考えることが増えていきました。vol.3
お金に働いてもらうことに興味を抱いた僕は、わずかな金融資本(お金)でしたが、実際に金融市場へ投資してみました。
2003年のことです。
今日は僕の投資遍歴を振り返ってみたいと思います。
☆2003〜2008年
①日本国債を買ってみた。
元本割れを避けたかったのと、当時は半年ごとの金利もまあまあ楽しめた頃です。今は最低金利に張り付いたままですけど。
②外債も買ってみた。
債券は国が発行する国債や、会社が発行する社債がありますが、その当時たまたま募集していた「欧州開発銀行」の社債を買いました。
はじめてのドル建てで、外貨MMFにドル転し証券会社にオーダーしました。
③いよいよ個別株へ。
企業の株を買うとおまけとして、株主優待がついていることを知った僕は、ディズニーランド(OLC)の株を買いました。
入場券欲しさに株を買うなんて本末転倒に近いものがありますが、それでも年2回送られてくる入場券は家族を少しだけ豊かな気持ちにさせてくれました。
その後、個別株に少し手を出しましたが、全て売却し現在手元にあるのは化粧品株のみです。
☆2009年以降
①世界に分散投資できる海外ETFを知り、リーマンショック後にいざ参入です。
個別株のように株をひとつの企業にまとめて投資すれば、それなりのリターンもあるかもしれませんがその会社が破たんすれば紙くずです。
それに対してETFは、国別・テーマ別にパッケージされた上場投資信託ですから、仮に全世界株に投資した場合、どこかの国の株価が下落してもどこかで上昇していればいいわけです。
「タマゴをひとつのカゴに盛るな。」というやつですね。
世界の株式市場の時価総額に分散投資できることを知りワクワクしたのを覚えています。
ETFは米国市場や欧州、新興国にいたるまで「世界にまるごと投資できる」というのが最大の魅力です。
ETFを買うだけで、簡単に世界の株主になれるのです。
②海外ETFはこの3つをチョイス。
具体的な説明はまたいづれ書きたいと思いますが、2009から2011年にかけて次の海外ETFを買いました。
*TOK→ iシェアーズ MSCIコクサイインデックス (日本を除く、米国・欧州先進国を代表する企業への投資です。)
*SPY→ SPDR S&P 500 ETF (全米を代表するS&P社が選ぶ500社の指数に連動する投資です。)
*DIA→ SPDR ダウ工業株30種平均 ETF (ダウジョーンズ社が選ぶニューヨーク工業株30種の指数に連動する投資です。)
残念ながらDIAは2013年末に利益確定(売却)しました。あのままバイアンドホールドしていれば2018年はウハウハでしたね。
自分が投資に向いていないことを学んだひとつの教訓でもあります。
現在、SPYとTOKをホールドし、分配金を楽しみにするだけの運用です。
市場は長期的に拡大していくものだと思います。
しかしながら、また株式市場の下落タイミングに余剰資金を投資してみたいです。
「富は差異からうまれる。」ものです。
ただ、投資しなくても損するわけではないということも忘れずにいたいと思います。
2018年つみたてNISAをはじめました。いわゆるドルコスト平均法です。
これについてもまたいづれ書きたいと思います。